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VTR1000SP2乗りのメンテナンス記録

リアキャリパーのO/H

GWにオーバーホールを行おうかと思っていたが、時間が取れたため早めに実施。

今回はシール類はもちろん、ピストン・フルードタンクも交換する。

以下、画像が使用部品。

ボルト類は一年前に64チタン製を入手していたのでそれを使用。

●フルードタンク

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●リアキャリパー

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まず、フルードタンクから交換。シートカウル内にあるので紫外線による劣化はないと思うが、熱と経年劣化でかなりの変色が見受けられる。

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とりあえずフルードを抜き交換完了。

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次に、リアキャリパーの取り外しを行う。

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フルードをブリーダーから抜き、バンジョーボルトを緩めオイルラインを切り離すわけだが、バンジョーボルトから残ったオイルが漏れてくるので、画像のように保護が必要。

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キャリパー自体の取り外しは、キャリパーサポートに締結されている2本のボルトを緩めれば外せる。当然サポートについている状態で全てのボルトを緩めておく事が吉。

注意点はキャリパーを外す際、傾けたときバンジョー部からオイルが漏れてくるのでペーパー等を当てて対応する。

一つサポートにダストブーツをつける必要があるので、このタイミングで交換。

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取り外したキャリパーは綺麗に中性洗剤で洗浄。

水分を拭き取り、乾燥後組み付けに入る。

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シールやピストンが組み終わったら車体へ取り付け。

右側のボルトが意外とシビアな取り付け感だったので、ねじ山を潰さないように注意が必要。左側より右側を最初に取り付けた方が良いかもしれない。

Rear brake caliper bolt 23N・m (2.3kgf・m,17lbf・ft)※左側ボルト

Brake hose oil bolt 34N・m (3.5kgf・m,25lbf・ft)※バンジョーボルト

 

ブレーキパッドにステンレスの板をつけるのが純正仕様ではあるが、

いままでそれをつけていたせいで、パッドの当たりが悪くなっているのが分かる。

カーボンロレーヌのパッドとは相性が悪いようなので、今回はステンレス板を外す。

あとは、普通にフルードを充填しエア抜き作業をしてO/H完了である。

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試走でパッドの当たりをつけに行ったが、やはりステンレス板を外したのは正解だったようで綺麗に効いている。

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次のメンテナンスは、そろそろチェーン交換だろうか...そこそこくたびれてきている気がする。

カスタム面で言うと、昨年削り出しのトップブリッジを入手したので、それに合わせてハンドルも新調を予定。純正のハンドルは流用できないので、クイックリリースのハンドルを取り付ける。

クラッチフルードカップの交換

本日は納車当時から気になっていた、クラッチマスターシリンダーの

オイルカップ(フルードタンク)の交換を行った。

以下写真は交換前。

 

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オイルカップ交換にあたり新調した部品・シール類は以下。

対象:VTR1000SP2(2002)

 

オイルカップ:22887-MBB-006

オイルカップの蓋:22889-MR7-006

ダイアフラムプレート:22890-MR7-006

ダイアフラム:22888-MR7-006

カップ固定ボルト:90101-MR7-006

Oリング大(14.8X2.4):91212-422-006

Oリング小:91355-MG9-006

 

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最初にフルードを抜き切る必要があるので、ブリーダーから排出。

スパナかメガネの10mmを使用。

そろそろクラッチスレーブシリンダーのO/Hも考える必要がありそうだ。

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フルードが抜けたらボルトを外し、カップを外す。

そして元のオイルカップと同じように、新しいカップとOリングを取り付け、ボルトをしめて取り付け完了。

 

あとは、ブレーキ/クラッチフルード交換と同じ要領でフルード充填とエア抜きを行って作業終了である。

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次のメンテナンスはリアブレーキキャリパーのO/Hを予定。

部品は既に入手済みなので、GW前にやるかGW中にやるか悩ましいところ。

 

オイル交換

前回交換から3000km以上走ったのでオイル交換を行った。

 

私は、交換しやすいように左右サイドカウルを外す。

サイドスタンド側(車体左)にドレンボルトがあるので、そこから排出。

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オイルを排出しきったらドレンボルトを閉める。ドレンワッシャーは新品へ。

Engine oil drain bolt 29N・m (3.0kgf・m,22lbf・ft)

 

今回は、オイルフィルターも交換するため取り外し。

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オイルフィルターはK&Pのフィルターへ新調。

故障しない限り使えるため半永久的使用が可能なフィルターである。

内部のフィルターを外してパーツクリーナーで洗浄して再使用可能なタイプ。

Oリングの確保が重要になりそう。1つは購入時に同封。

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オイルフィルターのトルクは以下。

Engine oil filter cartridge 25N・m (2.6kgf・m,19lbf・ft)

 

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ドレンボルトとオイルフィルターを締め付けたら、オイルを投入。

ここ数年はSilkoline Pro4 15w-50である。

Oil capacity 3.5L (US3.7 qt,3.1mp qt) after draining

      3.9L (US4.1 qt,3.4mp qt) after filter change

      4.3L (US4.5 qt,3.8mp qt) after disassembly

 

今回はフィルターも交換したため、3.9Lを投入。

厳密にはオイルレベルを確認して適宜調整。

オイル交換のみであれば3.5L、エンジン分解時は4.3L。

 

オイルを投入後、エンジンを始動し3分ほどアイドリング。

再度エンジンストップ後、マシンを垂直に立て、放置。レベルを確認して足りなければオイルを再投入。

 

カウルを元に戻して作業完了。

 

 

 

スロットルケーブルの交換

VTRに乗り始めてから一度も交換をしていないスロットルケーブルの交換を行った。

恐らく、今までのオーナーを含めても交換されたことの無い個体かもしれない。

外した古いワイヤーを見てみても、給油ではどうしようもない毛羽立ちもあったので、

今回交換したのは正解だった。

 

スロットルケーブル2本の品番は、以下。

対象:VTR1000SP2(2002)

17910-MCF-D31

17920-MCF-D31

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交換手順としては、まずタンクを止めているボルト2本を外し、タンクをロープ等で引き上げる。私は、ロープを使用しシートカウルの荷がけボルトにくくりつけ固定した。

 

次に、エアクリーナーボックスの蓋を開け、エアクリーナーを取り外す。

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次にファンネルの取り外しが必要になる。

サービスホールからのアクセスで取り外すボルトが1本あるが、長めのプラスドライバーが必要になるので注意。

私は軸長150mmのドライバーを使用した。ドライバーはスタッビと100mmと150mm以上のものがあれば楽に作業ができる。

 

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ファンネルを固定しているボルト4本を外すとエアクリーナーボックスを取り外すことができるが、2本ホースがつながっている為、それも外す必要がある。

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8mmと10mmのスパナでスロットルケーブルを取り外す。

新しいワイヤーを古いワイヤーと同じルートでスロットルボディーまで引き込んでくる。

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8mmと10mmのスパナで新しいスロットルケーブルを取り付ける。

8mmのスパナは2本あったほうが良いかもしれない。長さは短めの方が効率が良いと思う。

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スロットルボディー部の取り付けが完了したら、グリップ側を取り付ける。

アクセルの遊びは引き側のケーブルを8mmと10mmのスパナで適宜調整し完了。

Throttle grip free play : 2 - 6mm (1/16 - 1/4in)

(サービスマニュアル推奨の遊び幅は2-6mm)

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取り付け完了後は、エアクリーナーボックスとタンクを逆手順で戻し作業終了。

 

次のメンテナンスはオイル交換を予定している。
 

当ブログについて

このブログでは、VTR1000SP2(2002)を所有するオートバイ乗りのメンテナンス記録を主に記載していく予定である。その他は日常のことやガジェット、機材類のことなど。

更新頻度は低め。おもに私自身の備忘として使っていく。

VTR1000SPの情報はオーナーが少ないこともあり、他のマシンに比べ圧倒的に情報量が少ない印象。見る人はあまりいないと思うが、このブログでも色々と記していこうと思う。