【part1/2】Kyle Racing RC51 Shock Link
NAG以来のカスタム。ショックリンクを交換。
VTR1000SP発売当時はHRC含め各社パーツ販売をしていたかもしれないが、
現在は恐らく、アメリカのKyleRacingが唯一ショックリンクの販売を行っている。(他にもありましたらすみません)
去年購入しようした時はステータスがout of stock/back orderだったが、先日思い立ってサイトを覗いてみたら在庫が復活していたので注文した。
UPSで発送され3日で自宅に届く。
KyleRacingのショップサイトは↓
そして届いたものがこちら
商品イメージであった「Kyle USA」のステッカーは貼られていない。
ついでに商品の詳細も記載しておく。
Kyle Racing RC51 Shock Link
価格:$595.00
送料:$68.00
適合:VTR1000SP(2000〜2006)
7075材 削り出しブラックアルマイト Made in USA
ニードルベアリングとダストシールは打ち込み済み。
商品説明:
リアサスをより直線的に動くようにし、トラクションの向上、乗り心地が良くなる。
このリンクを導入することによる副産物で車高が上がる。
VTR1000SP用のオーリンズリアサスを付けている場合は、スプリングレートを変更する必要がある。
このリンクの利点とスプリングレートに関する追加情報はrc51.org ROGUEサイトで読むことができる。
rc51.org はVTR1000SP/RC51に乗っている人で、ネットで情報を探っていたら辿り着くであろうサイトだ。
ここには先人たちの経験が詰まっている。I appreciate it.
リンクについての記事は↓
Homeページ→Mods→Suspension Linkageをクリックで開ける
ROGUE RC51 Suspension Linkage Page
詳しくはページを見ていただきたいが、一部抜粋したものを書いておこうかと思う。
・各リンク使用時のスプリングレートチャート
ウェア込み ライダー重量 |
OEMリンク 使用時のレート(Nm) |
アフターマーケットリンク 使用時のレート(Nm) |
---|---|---|
63.5kg〜72.5kg | 85 | 90 |
72.5kg〜81.6kg | 90 | 95 |
81.6kg〜90.7kg | 95 | 100 |
90.7kg〜99.7kg | 100 | 105 |
99.7kg〜108.8kg | 105 | 110 |
108.8kg〜117.9kg | 110 | 推奨されない |
117.9kg〜127kg | 115 | 推奨されない |
・デフォルトのOEMリンクはライダーとパッセンジャーの両方を考慮して設計されているので、広域でライダーの体重が保証されている。アフターマーケットのリンクをインストールすると、一人乗り向けになりリアからの反応をよく得られる。
・リアの車高が14mm上がるが、設計の副産物であり本来の意図した目的ではない。
・このリンクはSP1で最適な動きをする。SP2のスイングアームでもうまく機能する。
・このリンクはオーリンズ以外のアフターマーケットサスでは良い効果を得られない。悪影響がある訳ではなくオーリンズほどのメリットが得られないという意味である。その理由がオーリンズがトップアウトスプリングが採用しているのに対して、その他は恐らく採用されていない。トップアウトスプリングが性能差のキーになっている。
・アフターマーケットのリニアリンクを使用する場合は、オーリンズサスの場合、現在使用しているレートより一つ上のレートにする必要がある。
・ライダーの体重が99kg(ウェア無し)を超えると、リンクが不利に作用する。高いレートのスプリングは厚さがあるのでスイングアームの内側を擦ってしまう。
ざっくり書くとこんな感じだろうか。
次回はリンク取り付けについて更新する。